起業家の苦悩

起業家が苦しむことっていろいろあります。

企業直後で一番アタマが痛いのは・・・お金の問題です。

資金繰りが潤沢にあればいいのですが、そんなことは先ずありません。

それに借り入れをしようにも銀行もあまり積極的に融資はしてくれません。

銀行融資は期待できないので、キャッシュを蓄えておくしかありません。

資金繰りに関しては、事業がうまくまわってくるまで厳しい状況が続くので、覚悟して資金繰りの算段を立てましょう。

 

そして企業直後に悩むことのひとつに・・・人材があります。

企業直後の規模では社長一人で事業を進めていけます。

しかし、事業が順調にまわってきて規模が大きくなってくると、人出が足りなくなります。

従業員を雇うのは簡単ですが、費用対効果に見合う組織体制にするには苦労します。

教育研修やモチベーションアップ、その前に求人などすることがたくさんあります。

人材教育にはお金と時間が掛かります。

そしてお金と時間を掛けてようやく育ってきた人材が、あっけなく退職してしまいます。

また、求人からお金を掛けて人を集めて、教育しないといけません。

実際はこの繰り返しで、少しずつしか人材は残っていきません。

いきなり正社員として雇うのは難しいので、最初はアルバイトなどで働いてもらってから双方にその後の選択の余地を残しておくことをオススメします。

正社員は給料以外にも社保関係などの費用が掛かります。

実際には年収の倍くらい掛ると言われています。

 

それだけに人材の問題は、お金の問題とも直結してきますので、慎重に体制作りをしていくようにしましょう。

 

ローン審査に通らない

ローン審査って信用調査というだけあって、借り入れを希望する人にどれだけの信頼があるかということで決まります。

もちろん信用とは、年収・職業・勤続年数・会社規模などなど、いろいろな要素が複雑に絡み合って決まります。

つまり・・・

起業したての社長には何の信用もない!ということです。

なので起業直後に信頼出来るのは、現金だけ!ということになります。

銀行から事業資金を借りようなんて100年早いのです。

事業資金を借りるならば、小規模共済などで地道に蓄財していくことです。

生命保険でもどうようのことが可能になります。

預けている金額の何%までは、貸し出しできます・・・というイメージの内容です。

もちろん借り入れなしの健全な財務体質の方が優秀な企業といえますが、違う視点からみれば銀行からお金を借りられない企業は危険ともいえます。

突然のリスクに対応できないからです。

銀行からお金を借りられるということは、ひとつのリスクヘッジです。

それだけ信頼があるということですから。

個人にしても法人にしても信頼をつけて、借り入れができるようにしておくということも必要なことなのです。

用もないのにお金を借りる必要は本来ないのですが、万が一の場合に備えて借り入れをしておくことができればリスクヘッジになります。

そういうことも踏まえて、財務体質を強化していきましょう!